北海道ニセコ町平成28年度「地域おこし協力隊員」9名募集!【募集期間平成28年1月29日まで】

 

ニセコ町は、北海道の西方、羊蹄山やニセコアンヌプリなどの山系に囲まれた内陸の豪雪地域です。また、支笏洞爺国立公園、ニセコ積丹小樽海岸国定公園内にあり、アウトドアを中心とした観光業が盛んで、夏はカヌーや登山など、冬はスキーなど、通年楽しめるリゾート地となっており、年間157万人の観光客がとなっています。また、近年は外国人観光客が多く訪れている国際観光地となっています。このように、近年、ニセコエリアは海外資本の流入や外国人観光客の増加など観光面での脚光を浴びる一方で、ニセコ町は中山間地域に属し、商工業の衰退、農林地の荒廃や農家戸数の減少など地域の産業構造が変化しつつあり、一部集落では人口減少とともに超高齢化が進んでいる状況にあります。そのため、地域課題に果敢に取組むとともに、地域資源をうまく活用し、地域に根ざした産業・集落支援を行う、意欲的な人を「地域おこし協力隊」として募集します。

雇用関係の有無あり
業務概要期間中は、共通活動と重点活動に従事していただきます。
【共通活動】
(1)町民への生活支援、農林業等の応援など地域活動及び地域の維持・活性化につながる活動
(2)地域行事の支援・共同作業・イベント作業などの活動
(3)年数回の活動報告会の開催
(4)活動後の起業・就業のための隊員個々の特性に合わせた地域協力活動や自主的な活動
【重点活動】
A 農業おこし協力隊
ニセコ町ではじゃがいもをはじめ、良質なニセコ米やミルク(酪農)など多様な農産物に恵まれた地域です。一方で、ニセコ町ではアウトドアスポーツが盛んで、年間157万人の観光客が訪れる観光リゾート地ともなっており、これら観光客に安心安全な地元野菜を味わっていただくことや農業体験などを通じて、観光地としての魅力アップにつながるような取り組みが可能です。このように、農業者への支援やニセコ町の農産物を活かした商品開発や販路拡大、農産物直売所、農家レストラン等の運営、農産物のブランド化に取り組んでいただける人をお待ちしています。
(1) 農業、林業、畜産業への支援活動(担い手不足に対する営農支援)
(2) 農畜産物のブランド化(高付加価値化)及び販路拡大支援(6次産業化支援等)
(3) 農業情報の発信(仕組み構築)及び農業ICT化への支援活動
(4) 農産物直売所の運営の支援や、販路拡大支援に関する活動
(5) その他、地域農業の課題に応じた支援活動

B 魅力おこし協力隊
ニセコ町では、アウトドアが盛んで、年間157万人の観光客が訪れる観光リゾート地となっています。近年、良質な雪を求めて、オーストラリア人をはじめてとして多くの外国人観光客が訪れる国際リゾート地として知られていますが、来訪者の満足度が決して高い状況になく、さらなる魅力づくりや観光資源を活用した企画などの実施が必要な状況となっています。そこで、ニセコ町の観光資源の掘り起こしや観光メニューの開発、情報発信などを通じて、魅力ある観光リゾート地づくりを行う活動に積極的に取組んでいただける人をお待ちしています。
(1) 地域の観光資源の発掘、魅力創造に関する活動
(2) 観光メニュー、観光イベントの企画に関する活動
(3) インターネットによる観光情報の発信及びICT化支援活動
(4) 観光施設の運営等に関する活動
(5) その他、地域観光の課題に応じた支援活動

C まちづくり協力隊
行政活動を通してさまざまな「まちづくり」に積極的に関わり、活動を通して地域住民の生活支援や行政活動をサポートしながら、まちづくりに積極的に関わっていただきます。今回は行政活動を通して、農業者への情報提供支援や、林業、畜産事業に携わっていただく人を募集します。また、積極的にその他まちづくり活動全般を通して、住民とふれあい、地域おこしを積極的に行っていただく人をお待ちしています。
(1) 農業者等へのインターネット等による行政情報や地域力発信に関する活動
(2) 林業や畜産に関する支援活動
(3) 児童・老人福祉などへの支援活動
(4) その他まちづくりに関する活動
募集対象① 年齢 平成28年4月1日現在で、年18歳以上概ね50歳まで(年齢状況により考慮します。)
② 居住地要件 次のいずれかに該当する人
(ア)過疎地域自立促進特別措置法及び山村振興法、離島振興法、半島振興法、小笠原諸島振興開発特別措置法、奄美群島振興開発特別措置法、沖縄振興特別措置法に規定する対象地域又は指定地域を有する市町村(政令指定都市を除く。)に生活の拠点を置かない人
(イ) 2年以上3年以内の地域おこし協力隊経験を有し、かつ、地域おこし協力隊の解嘱の日から1年以内の人((ア)に該当する人を除く。)
③ 平成28年5月1日に隊員として着任し、ニセコ町に住民票を異動できる人、なお、同一市町村内において移動した人や、委嘱を受ける前に既に当該地域に定住・定着している人(既に住民票の移動が行われている人等)については、原則として含まない。
④ 普通自動車運転免許を取得し、自家用車を所有・運転している人(いずれも見込者を含む。)
⑤ パソコンを操作できる人(文書、表計算ソフトの利用とメールのやり取りは必須)
⑥ 心身ともに健康で、地域住民と協力しながら活性化活動に取り組める人
⑦ 地方公務員第16条の欠格事項に該当しない人※参考を参照のこと
⑧ 職務を誠実に履行し、前向きにまちづくりに取り組める人

 (注意事項)「重要」
 ・採用内示後、辞退が想定される人は応募しないでください。辞退された場合、面接時に支給した旅費の返還や面接経費を請求する場合があります。
 ・採用後、応募の内容に虚偽が見つかった場合は、隊員として活動を休止させ、任期を待たずに委嘱を取り消しますので、応募される人は細心の注意を払ってご応募ください。
 ・地域おこし協力隊は、地域を起こすための活動です。自分勝手な活動は許されませんので、ご注意ください。活動内容によっては、任期を待たずして、委嘱を取り消す場合があります。
募集人数9名
勤務地ニセコ町内
勤務時間月160時間程度(活動計画等によって活動時間を調整できるものとする。)
雇用形態・期間・ニセコ町地域おこし協力隊としてニセコ町の非常勤特別職としてニセコ町長が委嘱します。
・平成28年5月1日から平成29年3月31日(最長、平成32年3月31日まで延長あり)
給与・賃金等賃金 月額15万円(社会保険料の本人負担分が差し引かれます。)
待遇・福利厚生・社会保険(厚生年金・健康保険)・雇用保険・介護保険に加入いただきます。
・有給休暇、特別休暇付与
・活動期間中の住居費の内、月額7万円を上限に町が負担します。
・活動車両は、自家用車両を持ち込み下さい。月額1万5千円を借上料と燃料費として支給します。
・通信連絡費(通信費及びパソコン等借上料)月額2千円を支給します。
・起業・就業に向けての地域おこし活動や調査研究、研修費等について年額30万円を上限に支援します。
申込受付期間2015年11月24日~2016年01月29日
審査方法【応募手続】
① 申込受付期間 平成27年11月24日(火)から平成27年1月29日(金)必着
② 提出書類
・履歴書(写真添付、必ず携帯以外のメールアドレスを記入のこと)
・地域おこし協力隊エントリーシート
・レポート(指定様式に「地域おこし協力隊に活かしたい私の能力」、「将来ニセコ町でどのように活動し、定住をしたいのか」、「志望動機、自己PRなど」のレポートを作成し提出してください。)
・誓約書

【選考】
① 第1次選考 書類選考の上、2月中旬までに結果を応募者全員にメールで通知します。
② 第2次選考 第1次選考合格者を対象に、ニセコ町役場で2月下旬頃に最終選考試験(面接)を実施いたします。詳細な日時等は第1次選考結果を通知する際にお知らせいたします。最終選考者(内示者)は確定するための再面接を実施する場合があります。
③ その他   上最終選考試験(面接)に参加される人については、交通費(実費若しくは5万円を上限)を支給します。なお、自動車を活用する場合は、公共交通機関の運賃相当額(上限5万円)となります。
参考URLhttp://www.town.niseko.lg.jp/news/2015/12/004944.html
備考