【11/30〆_北海道厚岸(あっけし)町】林業振興に従事する隊員を募集します!
厚岸町は、北海道の南東部に位置し、太平洋に面した海岸線がきれいなまちです。
夏は30℃を超えることはめったになく、平均して冷涼で、霧の発生が多く、幻想的な光景を目の当たりにできます。秋から冬にかけては晴れの日が多いため、頭上には満天の星空が広がり、積雪は北海道の中では比較的少ないほうです。
また、厚岸道立自然公園とラムサール条約登録湿地に指定されている別べ寒かん辺べ牛うし湿原と厚岸湖があり、湿原をゆっくりと流れる別寒辺牛川が上流域周辺の森林からもたらされる豊かな栄養分を厚岸湖に注ぎます。厚岸湖は太平洋に面している厚岸湾と繋がっている汽水湖であり、厚岸町ではその豊かな自然環境に支えられ、カキ、アサリ、北海シマエビ、白魚、毛ガニ、ウニ、ツブ、コンブ、サンマやサケ(イクラ)など、47種にも及ぶ魚介類が一年を通して水揚げされます。
その中でも、明治初期からの厚岸湖の天然カキ礁でのカキ採取を起源とする地ガキから生産した種ガキを育てた厚岸ブランドカキ「カキえもん」と「弁天かき」に代表されるカキ養殖が盛んで、汽水湖である厚岸湖と海水温の低い厚岸湾の水温差を巧みに使い分け、日本で唯一カキを一年中出荷し、二大ブランドカキはファン垂涎の的となっています。
さらに、北海道内では80年ぶり2箇所目となるウイスキーの蒸留所「厚岸蒸溜所」が平成28年11月から蒸溜を開始し、平成30年(2018年)から令和元年(2019年)まで計4弾の「厚岸ニューボーン」を出荷し、令和2年2月には初の本格的なシングルモルトウイスキー「厚岸ウイスキー サロルンカムイ」が出荷され、いずれも高い人気を博しています。また、10月下旬には「厚岸 シングルモルトウイスキー寒露」が出荷予定となっています。
【林業で地域おこし!】
厚岸町の総面積は東京23区の合計を上回る739平方キロメートル、そのうち6割を占める「豊かな森林」が厚岸町の一次産業を支えています。
厚岸湖・厚岸湾に流れ込む河川は、上流部の森林や湿原から、魚介類のエサとなる植物プランクトンを育てる養分を運んできます。厚岸町でとれる魚介類が美味しいのは、厚岸町の「豊かな森林」の恵みと言っても過言ではありません。
森林は、二酸化炭素の吸収といった地球温暖化防止に果たす役割のほか、水産業の資源増殖や農業環境の保全など、私たちにとって欠かせない重要な役割を果たしています。
しかし、深刻な問題となっている林業の人手不足。これからは森林の魅力や林業の仕事を情報発信していくことが、ますます重要になっていきます。
私たちでは見過ごしてしまいがちな魅力をあなたの感性で『情報発信』し、「木材への親しみ」や「木の文化の理解」を深めていただくための『木育活動』を進めていただけませんか。
これからの林業は、町内の視点だけでは気付けない、あなたの町外からの視点による地域おこしが必要です。
そこで、厚岸町森林組合を拠点に、林業の振興と活性化を目指し、厚岸町を盛り上げる地域おこし協力隊を募集します
【厚岸町地域おこし協力隊から!】
私は広島県から厚岸町に移住し、今年の4月から厚岸町森林組合で地域おこし協力隊として活動しています。
厚岸町は、都会では観ることのできない大自然に囲まれていて、『漁業・林業・農業』と海、山、空のつながりが見えやすく、とても良い場所です。
海の幸や山の幸も豊富で、美味しいものも盛りだくさんです!
また、私が活動している森林組合は、男女問わず日々賑やかで活気がある職場です。
今は、『林業の知識の習得』『森林観光誘致』『厚岸町の魅力発信』などに重点を置いて活動しています。
厚岸町にゆかりもなく、林業未経験の私でしたが、森林組合をはじめ地域の皆さんに温かく迎え入れていただき、毎日楽しく過ごしています。
ぜひ私と一緒に厚岸町の林業を盛り上げてくれる方をお待ちしています!
雇用関係の有無 | あり |
業務概要 | ◎林業の振興と活性化 (1) 厚岸町森林組合での実務研修 ・森林・林業に関する基礎知識の習得 (2) 林業担い手対策 ・ホームページ等による森林の魅力や森づくりの仕事のなどの情報発信 ・林業従事者の交流活動の企画、実践 (3) 木育活動の推進 ・木のぬくもりに触れる体験・イベントの企画・実施 (4) 事務一般 ・厚岸町森林組合の総務、経理、補助金取扱事務 ◎SNS等を活用した町の魅力や協力隊活動の情報発信 ◎定期的な活動報告 |
募集対象 | (1)概ね20歳以上35歳以下の方 (2)3大都市圏、地方都市(条件不利地域を除く)に住んでおり、隊員として採用後、厚岸町に住民票を異動させることができる方 (条件不利地域については、総務省のホームページをご覧いただくか、問い合わせ先までお問い合わせください。) (3)普通自動車免許を保有している方 (採用日(2月上旬以降予定)までに免許取得見込みの方も含みます。) (4)一般的なパソコン操作(ワード、エクセル、SNS等)が可能で、インターネットを通じて、情報発信を行える方 (5)地域に溶け込む意思があり、地域の活性化に熱意を有し、積極的に活動できる方 (6)活動期間終了後に厚岸町森林組合の職員として、厚岸町に定住する意志のある方 |
募集人数 | 1名 |
勤務地 | 厚岸町森林組合 |
勤務時間 | ①活動日数:1ヶ月上限21日 ②活動時間:1日7時間30分を基本とします。 ③活動日以外の日は休日としますが、それ以外に有給休暇、特別休暇があります。 |
雇用形態・期間 | (1)パートタイム会計年度任用職員として、町長が採用します。 (2)活動期間は、採用の日(2月上旬以降予定)から最長3年間となります。 ※採用日については、採用者の都合を考慮し、相談の上決定します。 ※任用期間は、毎年度4月に更新を行います。なお、更新については、直近の人事評価の結果に基づいて行います。 |
給与・賃金等 | 報酬は、月額250,000円です。(社会保険料本人負担分が報酬から差し引かれます。) ※各種手当については支給しません。 |
待遇・福利厚生 | (1)社会保険等(健康保険、厚生年金、雇用保険)に加入します。 (2)活動中の災害については、公務災害として補償します。 (3)活動に関連して出張する場合は、予算の範囲内で旅費を支給します。 (4)活動中の住居は町が貸与します。<家賃無料> ※住宅内でのペット飼育は原則禁止です。 ※当町までの転居費や光熱水費等は隊員負担となります。 ※活動期間終了後の住居は、ご自身で手配していただくことになります。 (5)基本的な家電製品等(冷蔵庫、洗濯機、テレビ、炊飯器、ガスコンロ、電子レンジ、照明器具、掃除機、カーテン)は町が貸与します。 ※活動期間終了後の家電製品等は、ご自身で手配していただくことになります。 (6)活動用車両は、自家用車を持ち込んでいただくことはもちろん可能ですが、自家用車がなく、リース等により活動用車両を確保する場合、その費用を予算の範囲内で補助します。どちらの場合についても、活動用車両の燃料費を予算の範囲内で補助します。 ※自家用車を活動用車両として使用する場合は、1月当たり25,000円を補助金として交付します。 (7)作業着等の被服代、消耗品などに係る活動に必要な経費に対して補助します。 (8)活動に必要なパソコン等備品は町が貸与します。 (9)事前に町へ届出をすることで、活動に支障がない範囲で副業ができます。 |
申込受付期間 | 2020年10月01日 ~2020年11月30日 |
審査方法 | (1)書類審査 「厚岸町地域おこし協力隊員応募用紙」を 厚岸町役場総合政策課に郵送又はご持参ください。 (本ホームページ上部からダウンロードしてください。) ※提出いただいた書類については、返却いたしませんのでご了承ください。 書類審査の結果は、応募者全員に文書で通知します。 ◎募集締切 令和2年11月30日(月)必着 ◎応募書類提出先・問い合わせ先 〒088-1192 北海道厚岸郡厚岸町真栄3丁目1番地 厚岸町役場総合政策課 ふるさと交流係 TEL:0153-52-3131 FAX:0153-52-3138 E-MAIL:seisaku@akkeshi-town.jp (2)面接選考 書類審査通過者を対象に、対象者の近隣都市地域で面接を行います。 (対象者が離れている場合は、その中間の都市地域で面接を行います。) 合否の結果は、概ね1週間以内に全員に文書で通知します。 ※面接会場で下記書類を提出ください。 ①住民票抄本 1部 ②運転免許証の写し(裏・表コピー) 1部 ③健康診断書(過去3ヶ月以内のもの) ※面接会場までの旅費については、応募者の負担となります。 ※面接選考の日程については、新型コロナウイルスの影響により、延期もしくは選考方法の変更(オンラインによる面接など)になる可能性がありますので、ご了承ください。 |
参考URL | |
備考 | 募集内容に少しでも興味がありましたら、お気軽にお問い合わせください! また、応募用紙がダウンロードできない環境にあるなどのご相談についてもお気軽にどうぞ。 |
お問合わせ先
武山 実樹
〒088-1192 北海道厚岸郡厚岸町真栄3丁目1番地
TEL: 0153-52-3131 FAX: 0153-52-3138
URL: https://www.akkeshi-town.jp/oshirase/2386/