【北海道厚岸町】しいたけ生産で厚岸町を盛り上げる地域おこし協力隊員を募集します!【5/31〆】

【厚岸町〈あっけしちょう〉はこんな場所!】

厚岸町は、北海道の南東部に位置し、太平洋に面した海岸線がきれいなまちです。

夏は30℃を超えることはめったになく、平均して冷涼で、霧の発生が多く幻想的な光景を目の当たりにできます。秋から冬にかけては晴れの日が多いため、頭上には満天の星空が広がり、積雪は北海道の中では比較的少ないほうです。

また、厚岸道立自然公園とラムサール条約登録湿地に指定されている別寒辺牛〈べかんべうし〉湿原と厚岸湖があり、湿原をゆっくりと流れる別寒辺牛川が上流域周辺の森林からもたらされる豊かな栄養分を汽水湖である厚岸湖に注ぎます。さらに、厚岸湖は太平洋に面している厚岸湾とも繋がっており、その豊かな自然環境に支えられ、カキやアサリ、北海シマエビ、白魚、毛ガニ、ウニ、ツブなどのほか、サンマやサケ(イクラ)など、47種にも及ぶ魚介類が一年を通して水揚されます。

その中でも、全国的に知られている「カキえもん」に代表されるカキ養殖が盛んで、最近も新たなブランド「弁天かき」が誕生して話題となりました。また、厚岸町のカキは、汽水湖である厚岸湖と海水温の低い厚岸湾を巧みに使い分け、道東特有の涼しい気候も味方につけ、日本で唯一カキを一年中出荷しています。

さらに、道東初となるウイスキー蒸溜所「厚岸蒸溜所」が昨年11月から蒸溜を開始し、国内はもとより海外からも注目を集めています。この厚岸ウイスキーと町特産の食材とのコラボレーションにより、厚岸ならではの新たな食の観光メニューを作る動きも始まっており、別寒辺牛川を下るカヌーツーリングやアザラシウォッチングなどの自然を生かした体験観光とともに観光業の新展開に期待が高まっています。
【しいたけ生産で地域おこし!】

海産物で有名な厚岸町ですが、市街地から25分ほどの距離にある「上尾幌〈かみおぼろ〉」地区では、菌床〈きんしょう〉(※)センター、きのこ生産用地、きのこ生産者住宅の整備を町が行い「きのこの里」として地域おこしを推進するため、しいたけ栽培を行っています。

現在は、10戸のしいたけ生産者が、町が直営で製造・販売する良質で安価な菌床を使用して質の良いしいたけを生産し、町内外に販売していますが、ブランド力をつけ、販路を拡大するためには、生産する仲間を増やすことが必要です。

そこで、協力隊として菌床製造やしいたけ生産のスキルを身につけ、任期終了後にしいたけ生産者として着業を目指し、上尾幌地区から厚岸町を盛り上げる厚岸町地域おこし協力隊員を募集します!

町が製造する菌床は、まだまだ供給可能ですし、隊員として3年間で習得したスキルを発揮することで、安定した所得を得ることも可能です。

ぜひ、厚岸町で隊員としての活動を経て「しいたけ生産」を目指しませんか!

※菌床(人工ほだ木)栽培とは(ほだ木=原木を切り出したもの)                 きのこ栽培には、原木栽培と菌床栽培があり、原木栽培は、天然の木に菌を植え付けてきのこを栽培する方法です。菌床栽培は、オガクズに米糠などの栄養源を混ぜ、きのこの種菌を植えて培養、熟成させて菌床を作り、これを使って栽培を行う方法です。                       厚岸町では、軽作業で効率良く生産が可能な菌床栽培によるしいたけ栽培を行っています。

雇用関係の有無あり
業務概要(隊員の活動拠点は、厚岸町きのこ菌床センターです。)
○きのこ産業の育成及び振興と上尾幌地域の活性化に取り組む隊員
 ・きのこ菌床生産に係る知識・技術習得(先進事例地等での研修を含む)
 ・しいたけ生産に関する技術等習得(町内外での実習を含む)
 ・地元生産者組織の一元化に向けた生産者との交流支援
 ・新規着業者の確保に向けた取組提案・実践
 ・上尾幌産しいたけのブランド化と販路拡大に向けた取組の提案・実践
 ・しいたけ生産者との情報交換 など

その他隊員共通の活動として、
 ・SNS等を活用した町や協力隊の情報発信
 ・各種イベントへの協力支援
 ・地域住民の活動への協力
 ・定期的な活動報告
 など、上尾幌地域を中心に厚岸町の活性化に資する活動を行っていただきます。
募集対象(1)概ね25歳以上40歳以下の方
(2)3大都市圏、地方都市(条件不利地域を除く)に住んでおり、隊員として委嘱後、厚岸町に
   住民票を異動させることができる方
※条件不利地域については、
  こちら(http://www.soumu.go.jp/main_content/000334521.pdf
  〈特別交付税措置に係る地域要件確認表〉)
  をご覧いただくか、問い合わせ先までお問い合わせください。
(3)心身ともに健康で、誠実に活動ができる方
(4)地域に溶け込む意思があり、地域の活性化に熱意を有し、積極的に活動できる方
(5)活動終了後に厚岸町において、就業して定住する意欲のある方
  (※活動終了後、上尾幌地区できのこ生産者として着業することを想定しています。)
(6)普通自動車免許を所有している方
(委嘱日(8月予定)までに免許取得見込みの方も含みます。)
(7)一般的なパソコン操作(ワード、エクセル、SNS等)が可能で、インターネットを通じ
   て、情報発信が行える方
募集人数2名
勤務地厚岸町きのこ菌床センター(厚岸町上尾幌3番地)
勤務時間①活動日数:月16日
②活動時間:7時間/日
■活動日以外の日は休日としますが、それ以外に有給休暇、特別休暇があります。
雇用形態・期間(1)非常勤の特別職として、町長が委嘱します。
(2)委嘱期間は、委嘱の日(平成29年7月以降予定)から平成30年3月31日までです。
※委嘱日については、採用者の都合を考慮し、相談の上決定します。
※委嘱期間については、1年ごとに更新を行い、最長で委嘱日から3年間です。
 なお、更新については、隊員と協議し、活動内容を踏まえ判断します。
給与・賃金等報酬は、月額250,000円です。(社会保険料本人負担分が報酬から差し引かれます。)
※各種手当については、支給されません。
待遇・福利厚生(1)社会保険等(健康保険、厚生年金、雇用保険)に加入します。
(2)活動中の災害については、公務災害として補償します。
(3)活動に関連して出張する場合は、旅費を支給します。
(4)活動中の住居や基本的な家電製品(冷蔵庫、洗濯機、テレビなど)及び活動に使用するパ
   ソコンについては、町で用意します。
(5)活動で使用する車両については、自家用車を持ち込んでいただくことも可能ですが、
   車両を所有しておらず、リース等で車両を確保する場合は、その費用を予算の範囲内で
   補助します。
   また、どちらの場合についても、活動用車両の燃料費を補助します。
   ※自家用車を活動用車両として使用する場合は、25,000円を補助金として交付します。
(6)作業着等の被服代、消耗品にかかる経費など活動に必要な経費に対して、補助します。
(7)事前に町へ届出をすることで、活動時間外に副業ができます。
申込受付期間2017年02月01日~2017年05月31日
審査方法(1)書類審査
下記の書類を厚岸町役場まちづくり推進課に郵送又はご持参ください。
①厚岸町地域おこし協力隊員応募用紙(本ホームページ上部からダウンロードしてください。)
②住民票抄本 1部
③運転免許証の写し(裏・表コピー) 1部
※提出いただいた書類については、返却いたしませんのでご了承ください。
書類審査の結果は、応募者全員に文書で通知します。

○応募受付期間
平成29年2月1日(水)~5月31日(水)(締切日:5月31日(水)必着)

■応募書類提出先・問い合わせ先
〒088-1192
北海道厚岸郡厚岸町真栄3丁目1番地
厚岸町役場まちづくり推進課 企画調整係
TEL:0153-52-3131 FAX:0153-52-3138
E-MAIL:aks_machi@pop2.marimo.or.jp

(2)面接選考
書類審査通過者を対象に、対象者の近隣都市地域で面接を行います。
(対象者が離れている場合は、その中間の都市地域で面接を行います。)
合否の結果は、概ね1週間以内に全員に文書で通知します。
(※面接会場で健康診断書(過去3ヶ月以内のもの)を提出ください。)

※面接会場までの旅費については、応募者の負担となります。

○町内の見学や活動内容の説明などのご希望がありましたら、担当者が対応いたします!
参考URLhttps://www.akkeshi-town.jp/oshirase/1462/
備考募集内容に少しでも興味がありましたら、お気軽に下記に問い合わせください!
また、応募用紙がダウンロードできない環境にあるなどのご相談についてもお気軽にどうぞ。

お問い合わせ先

まちづくり推進課 企画調整係 吉田 直史
〒088-1192 北海道厚岸郡厚岸町真栄3丁目1番地
TEL:0153-52-3131 FAX:0153-52-3138
URL:https://www.akkeshi-town.jp