えりも町の概要
えりも町は北海道の東南端に位置する人口約4,600人の漁業と観光のまちです。
日本最大の面積を誇る国定公園「日高山脈襟裳国定公園」に属する当町は、景勝地「襟裳岬」やハート形の湖「豊似湖」を有しており、また、約1,000頭のゼニガタアザラシが生息地している雄大な自然に囲まれた観光地です。その雄大な自然では、暖流と寒流が交わる良好な漁場があり、醤油や佃煮に使用される三石コンブをはじめ、ツブやサケ、毛ガニやウニなど多様な魚種が水揚げされる水産業が盛んな町でもあります。

昆布漁について
夏に行われるコンブ漁は、水揚げ・干し作業・加工と出荷まで多くの手間を掛け商品が作られますが、中でもコンブ干し作業は水揚げされたコンブがねっぱる(乾いてくっつく様子)前に乾燥させる必要があるため時間との勝負であり、早朝から人口の6割以上の方がコンブ干し作業を行い昼前にはコンブで浜一面が黒く染められます。

コンブボートクルーズについて
このコンブ干し作業を見ていた観光客から「船に乗せてほしい」と何度か要望があったことをきっかけに、コンブ船に体験搭乗するコンブボートクルーズ計画が始まりました。前例がなかったこともあり計画開始から2年間の月日を掛けて漁協や関係機関との調整を進め、昨年に事業をスタートすることできました。
コンブボートクルーズは、景勝地「襟裳岬」を海から眺めることができ、また、ゼニガタアザラシを間近に見ることができるため、観光客はもちろん住民の方にも利用いただいております。

小型船で沖合に行くコンブボートクルーズは岩礁やアザラシの近くに寄ることができる一方、風や波の影響を受けやすく運行できない日が続くこともあり、乗船のご希望に添えない場合もあります。コンブボートクルーズのためにお越しいただいた方のご希望に応えられないことは、とても残念に感じており最も解決したい課題であります。
そこで、限られた運行時間で多くの方に利用いただくため運行前に行う手続きを簡易化し、また、運行待ちの方や乗船いただけなかった方にも他の体験プログラムを提供し楽しく時間を過ごしていただきたいと考えております。

このコンブボートクルーズが抱える課題の解決に向けて、運行補助や新たな体験プログラムの開発に取り組んでいただける方を「地域おこし協力隊」として募集します。

雇用関係の有無なし
業務概要(1)コンブボートクルーズ 事務作業
受付、船長との連絡調整、備品管理、金銭授受、誘導、乗船補助、PR
(2)観光商品の造成
観光資源の発掘、市場調査、商品造成
募集対象(1)年齢18才以上40才以下の方(申し込み時)
(2)3大都市圏をはじめとする都市地域等(過疎・山村・離島・半島等の地域に該当しない市町村)から生活の拠点をえりも町に移し、住民票を異動できる方
(3)普通自動車運転免許証を取得している方(取得見込みも含む)
(4)パソコン操作(文書作成・表計算・メール・SNS)等ができる方
(5)町条例及び規則等その他関係法令を遵守できる方
(6)暴力団その他反社会的団体又はそれらの構成員に該当しない方
募集人数1名
勤務地えりも町全域
勤務時間定まった勤務時間はなくコンブボートクルーズの運行状況や隊員の活動状況によりますので、詳細はお問合せください。
雇用形態・期間委託契約(雇用契約なし)
委託契約期間:最大3年間
委託開始時期:令和2年4月1日以降(採用者と調整し決定します。)
給与・賃金等人件費19万円/月
待遇・福利厚生活動費は11万円/月
※活動費は、家賃、車両の賃借料、燃料費、旅費、その他活動に要する経費が対象となります。
申込受付期間2020年01月30日 ~2020年02月28日
審査方法(1)一次選考:書類選考【提出書類は応募用紙(パソコンで作成可能)及び住民票の写し】
書類選考の上、選考結果を応募者全員へメール又は文書で通知します。
(2)二次選考:面接試験
応募者と日程調整の上、現地視察及び面接をえりも町にて実施いたします。なお、えりも町までの交通費等は自己負担となります。
(3)地域おこし協力隊員の決定
選考の上、結果を二次選考参加者へメール又は文書で通知します。
(4)合格者説明会・住居探し(決定後)
合格があった方は日程調整の上、説明会及び住居探し等を行います。詳細は事務局から説明いたします。

提出先
〒058-0206 北海道幌泉郡えりも町字本町206番地
えりも町産業振興課商工観光係 宛
参考URLhttps://www.town.erimo.lg.jp/section/sangyou/sg6h940000006rpp.html
備考

お問合わせ先
えりも町産業振興課商工観光係 佐藤
〒058-0206 北海道幌泉郡えりも町字本町206番地
TEL: 01466-2-4626