◇平取町の概要
平取町は北海道南部に位置し、面積743.16 ?で東西52.8km南北41.1kmとやや三角形に似 た地形のまちです。(香川県の40%の広さ。) 町を貫流する清流日本一の「沙流川」の流れが育んだ豊かで雄大な自然のもと、この地 に先住し自然を敬い共生してきたアイヌの 人々の生活文化や、先人達が共に築いた歴 史・文化を守り育てながら農林業を基幹産業 として当町は発展してきました。

基幹産業農業のトマト生産は販売額約41億 円で「ニシパの恋人」としてブランド化されていますが、一方で農業の担い手確保が重要な課題となっています。 農業分野に限らず、高齢化・後継者不足は深刻で、将来において地域の存続すら危惧され、 地域が持続していくためには基幹産業の発展を基軸にしつつ、農林業を活かした六次産業の 振興や地域資源を活かした交流産業の推進が重要で、当町で生活を共にし地域の活動に参加 できる担い手となる人材の育成は喫緊の課題です。

また、アイヌの人々が古から集住している当町には、アイヌ文化が色濃く残っており100 年以上の歴史を持つ伝統工芸品が、今年、北海道では第1号となる国の伝統的工芸品の指定 を受ける見込みです。しかし、伝統工芸産業を支える観光入込は、アイヌ文化施設を中心に 修学旅行生や観光客が年間17万人程度訪れていますが、通過型が中心で今後の交流は滞在・ 体験型へと転換していくことが必要です。

◇地域おこし協力隊の募集
上記の状況を踏まえ、次の分野において、その担い手となる地域おこし協力隊員を平取町地域おこし協力隊設置要綱に基づき下記のとおり募集します。

【農林業を活かした就農分野】
●募集の対象 :農業支援員
農業に興味・関心があり、農業支援活動をとおし農業技術や経営ノウハウを習得し、当町での農業による自立に興味のある方 。

●主たる業務
① 労働力の不足している 農家への支援
② 各種農作業に従事し、 経営ノウハウの習得
③ JA 事業の流通・製造・ 加工・選果・育苗等の 業務研修
④ その他、必要な業務

●募集人数
2名(夫婦優先)

●応募資格
(1)平成27年4月1日で年齢満18歳以上の方

*但し、妻帯者が優先される場合があります。
(2)都市地域等(過疎地域以外)から移転し、平取町内に住民票を異動できる方 *総務省が定める地域から移転し、平取町に住民票を異動できる方
(3)普通自動車免許(マニュアル)を取得している方
(4)任期終了後も継続して平取町に定住し、産業振興等業務に従事し自立を目指す
(5)パソコンを使用でき、肉体労働を苦にしない方
(6)地方公務員法第16条に規定する一般職員の欠格条件に該当しない方
(7)地域住民と協力しながら、地域を元気にするために精力的に行動できる人材を求めて います。
(その他の資格は特に必要ありませんが、何か一つのことに精通している 方を望みます。)

●雇用形態・期間
(1)雇用関係の有無   無(雇用契約は結びません)
(2)活動時間 ・8時30分から17時30分(うち休憩1時間) ・始業・終業時刻は、業務ローテーション等により変動 ・休日(週2日)※業務ローテーションにより変動
(3)服務 ・平取町地域おこし協力隊設置要綱第9条の受託者(コーディネーター)の指示

●任用期間等
(1)身分は「平取町地域おこし協力隊設置要綱」に基づき町長が委嘱
(2)委嘱日から平成28年3月31日 但し、業務・活動状況などの評価を行い、最長平成30年3月31日まで1年単位で任期 を延長

●報償費   月額 170,000円

●待遇・福利厚生
(1) 住宅 ・コーディネーターと協議し個々で対応
(2) 活動費助成 ・住宅家賃相当分、活動車両維持・燃料費、パソコンリース料・通信費等は コーディネーターと協議し個々で対応
(3) その他 ・雇用保険加入なし

●応募手続き等応募方法
(1)提出書類 平取町「地域おこし協力隊」応募用紙
(2)受付場所 〒055-0192
北海道沙流郡平取町本町28番地
平取町アイヌ施策推進課
(担当:アイヌ施策推進係 増田、阿部)
電話:01457-2-2341(直通)
(3)問い合わせ先
募集に関わる具体的な質問や希望等があれば
NPO法人北海道ふるさと回帰支援センター まで

〒064-0808
札幌市中央区南8条西2丁目 市民活動プラザ星園
電話  011-211-0261
FAX  011-211-0271
メール  info@furusato-kaiki .jp

   【応募用紙】(クリックするとダウンロードできます)