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第一回オオムラサキの里山づくり実施報告書(夏)
■オオムラサキ観察
里山づくり活動を開始するに際し、里山づくりのシンボルとしているオオムラサキの成虫の観察を行った。栗山町「ファーブルの森」の蝶飼育舎内でオオムラサキの他、カラスアゲハ、エゾスジクロシロチョウ等の幼虫・蛹・成虫を観察しつつ、オオムラサキの生育条件等の解説を行い、里山づくりの目的を説明した。また、実際に整備中の里山内でもオオムラサキの観察を行った。
野外での観察
オオムラサキの成虫
■森林機能の説明
里山づくりのフィールドで、森林の持つ多様な機能についての解説を行った。言葉での説明だけではなく、簡易な模型を使用して水源涵養機能の実験を併せて行った。
森林機能の説明
模型による実験
■苗立て
オオムラサキ幼虫の食草となるエゾエノキの苗を中心に、昨年種を蒔いた苗約1000本の植え替えを行った。
エゾエノキ苗の鉢の植え替え
エゾエノキ苗の鉢の植え替え
エゾエノキ苗の鉢の植え替え
■ナイトハイク
夜の里山を体験してもらことを目的にナイトハイクを行った。ホタルや水辺の生物の観察を行い、里山の生態系の解説を行った。
■木製クラフト作成
木材利用の一例として、間伐材や枝打ちにより発生した材量を利用した表札の作成を行った。これと併せて、施設内で使用されている樹齢約300年のエゾマツの梁や間伐材を使い、木材利用の必要性の解説を行った。
間伐材を利用した木製クラフト作成
間伐材を利用した木製クラフト作成
木材利用に関する解説