平取町で暮らす

北海道平取町は、新千歳空港から車で約1時間でありながら、日高山脈に抱かれた自然豊かでおだかやな町です。
清流沙流川沿いに広がるトマトの一大産地であり、黒毛和種のびらとり和牛の生産地でもあります。
アイヌ文化の伝承や、新規就農者に受入、山村留学が積極的に行われている移住者に優しい町です。


複業のモデルケース

平取町に限ったことではありませんが、あてのない状況で移住して仕事を探すことは非常に困難です。最も大きな要因は「地域の仕事の情報はなかなか外には出てこない」ということがあります。そのため「移住するためには仕事が必要」だが「良い仕事の情報を得るためには移住しなければわからない」というジレンマに陥ります。

平取町では、そうならないため「とりあえず地域に入り(時間の余裕を持って)仕事を探す」ためのいくつかの方法があります。

[Type1]
地域おこし協力隊タイプ

平取町では今年度も地域おこし協力隊を募集しています。協力隊の職務に従事しながら、3年間の任期の間に、協力隊の職務の延長線上に就業するか、その期間を利用して地域の他の職業に就いたり、起業したりする準備ができます。
●平取町地域おこし協力隊員を募集
●平成30年度 平取町地域おこし協力隊募集要領(PDF:320KB)

[Type2]
とよぬかの里タイプ

とよぬかの里は、旧豊糠小中学校の教員住宅を利用した短期滞在型住宅です。4月~11月末まで(延長も可)月額20,000円(高熱水費別)使用することができ、テレビや冷蔵庫、洗濯機などすぐに使用できる備品も備わっています。ここに住まいながらトマト農家の手伝いなどして職と住を探すという方法です。
●短期滞在型「とよぬかの里」

[Type3]
ちょっと暮らし住宅タイプ

Type2のとよぬかの里と似ていますが、こちらは日額1,500円~2,000円となっており、短期滞在型となります。
●びらとりちょっと暮らしホーム

[Type4]
山村留学タイプ

平取町では、山村留学制度を実施しています。この制度は、都市部の子どもが平取町に移住(基本的に年単位)して地域の学校に通うというもの。平取町は親子留学となっており、住宅貸与などの補助がありますので、この制度を利用して地域に住み、その間に就業、起業するという方法です。実際にこの制度を利用して2組の家族が移住しています。
●ふるさと親子留学

肝心の仕事
そして、肝心の仕事について、Type2~4で一時的に移住した場合、まず「とりあえずの仕事」に就く必要がありますが、最も手軽に始められる仕事として「トマト生産者のお手伝い」があります。
平取町は大きなトマト生産地域であり、3月~10月の間(慣れてくると2月や11月にも一部の作業はあります)、多くの農家がパートタイマーを探しています。来てすぐにはどちらの農家さんが求めているかはわかりませんが、山村留学事務局や移住者の会に問い合わせるとつないでもらうことができます。正式に就業、起業するまでの間は、このトマト生産者のお手伝いを柱にして、在宅でのパソコンを使用した仕事を複業とする組合せが考えられます。
地域には、ウェブデザインなどのコンピュータを使用した業務を行う団体があり、そこと連携することで割と自由な時間設定で復業することができます。その他にも小売業、福祉施設、林業、役場非常勤などの求職が年間を通じて行われていますが、いずれも地域に入ってしまえば、タイムリーに情報を得ることができます。



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